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江吉良清江寺薩摩工事義歿者墓[えぎらせいこうじさつまこうじぎぼつしゃのはか]

分類 史跡
指定別
所在地 羽島市江吉良町
所有者 清江寺
指定年月日 昭和30年8月30日

江吉良清江寺薩摩工事義歿者墓

 江吉良清江寺に埋葬されているのは、宝暦4〜5年(1754〜1755)にわたる薩摩治水工事死歿者である瀬戸山石助、平山牧右衛門、大山市兵衛の三名である。彼らは、一之手御普請場急破定式水行普請工事に従事した。この第1期治水工事は、宝暦4年(1754)2月27日に着手し、5月27日にほば竣工した。その後、第2期水行普請工事が行われる9月下旬までの間は、主に陸上工事を行い、材木の伐出、石材の運搬など諸種の準備を整えていた。
この間、洪水が頻発して、既成の工事が破壊されたり、工事が計画通り進捗しなくて引責自刃する者も少なくなかった。上記の3名も工事の蹉跌の責任をとって自刃した。清江寺住職山田鉄船老師は三名の義没を憐れみ、葬儀を営んで境内の一隅に埋葬したという。

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