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安久田地獄穴洞窟遺跡附縄文土器[あくたじごくあなどうくついせき]

安久田地獄穴洞窟遺跡附縄文土器4点[あくたじごくあなどうくついせきつけたりじょうもんどき4てん]

分類 史跡
指定別
所在地 郡上市八幡町安久田
所有者 八幡観光株式会社
指定年月日 昭和46年9月14日

安久田地獄穴洞窟遺跡

 安久田地獄穴洞窟遺跡は長良川支流の安久田川を、長良川との合流点から約3km遡った右岸に位置する鍾乳洞にある。昭和45年(1970)、洞窟の最上部にあたる5.8平方メートルの空間から、縄文時代早期・中期・後期・晩期の土器や弥生土器が発見された。このことから、縄文時代早期から晩期を経て、さらに弥生時代に至るまで、断続的に利用された住居遺跡であることが判明した。
空間の西側には、20〜30cmの厚さに遺物包含層が認められ、ここから多数の遺物や獣骨類が特集されているほか、石積炉が露出している。
附けたりとされた縄文土器は、砲弾形の尖底土器・沈線文様をもつ深鉢土器・縄文後期の磨り消し縄文深鉢土器・波状口縁深鉢土器の4点である。

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