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中山太鼓[なかやまたいこ]

■分類 重要無形民俗文化財
■指定別
■所在地 恵那市串原
■技芸団体 中山太鼓保存会
■指定年月日 昭和58年2月25日
中山太鼓
 中山太鼓は、恵那市串原総氏神中山神社の祭礼で奉納される。この太鼓は豊年祝い又は雨乞いの祈願が発祥と推定されるが定かでない。地元では、天正3年(1575)武田軍勢の美濃攻めのとき迎え撃った串原勢が、大太鼓をこぶしで太鼓が破れるまで打ち続けたのに始まると伝えるが、確証はない。
恵那市串原は六地区に分かれ、試楽の午前、各地区ごとに祭元に集まり、馬迎え、花作り、その花を馬に飾り終わると、区長を先頭に五人組の組長がもつ馬印、花馬、打囃子、一般村民と並んで区内の神社を巡拝する。神官と祭元の世話人は、中山に登って参篭する。本楽の午前9時頃、ミタライへ各組とも集合し、裸の神馬を飾り付け、行列を整え、10時には各所定の位置につき、打囃子を打ち競う。午後0時〜1時に拝殿での神事が終わると、打囃子6組は定められた順序で、境内を3周する。廻り終わって初めの位置に付き、「神納め」を奉納したあと、自然解散となる。
打囃子組とその衣装は、昭和4〜5年(1929〜1930)に定められたものである。楽器は、各組大太鼓1、締太鼓2、横笛数本で、その曲目は組により異なり、各9〜13曲を伝えている。寄せ太鼓・宮入り・明け烏・神おさめはひとり打ち、神ばやし・打ち込みは廻り打ちとして6曲を保存の中心においている。