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野首家住宅[のくびけじゅうたく]

分類 重要文化財
指定別
所在地 高山市上岡本町(飛騨民俗村内)
所有者 高山市
指定年月日 昭和37年2月12日

旧野首家住宅

 桁行7間、梁間6.5間、切妻、屋根板葺。
高山市片野町にある元禄8年(1695)灘郷片野村御検地帳には、片野村在住農家35戸の中に地名しもくひ八兵衛屋敷、反別1畝2歩、間数8間半、6間と記されている。その後の修理等については記録がなく不明であるが、19代目当主秋蔵氏は次の修理を行っている。大正2年(1913)に煙出しを新設、昭和6年(1931)に仏間の改造及び南東隅に六畳の離座敷を増設、昭和14年(1939)に板留破風取替及び入口土間の間仕切を新設並びに柱の根継。以上の補修、新設が施されてきているが、当初よりの建物には大した現状変更もされず、よく保存されている。
農業を中心とする広間、また、「シュウノウジョ」、「ダイドコロ」、「ネマ」、「モノオキ」といった古い形式の間取りは特に現在の片野町、石浦町、千鳥町に見られる。現在、飛騨民俗村に移築され、公開されている。

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