ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップページ > 分類でさがす > 教育・文化・スポーツ・青少年 > 文化・芸術 > 文化財 > 法英寺観音堂[ほうえいじかんのんどう]護摩堂[ごまどう]付厨子

本文

法英寺観音堂[ほうえいじかんのんどう]護摩堂[ごまどう]付厨子

 

分類 重要文化財
指定別
所在地 本巣市上真桑
所有者 本郷自治会
指定年月日 昭和48年6月13日
追加昭和55年7月22日

法英寺観音堂

 観音堂は桁行3間、梁間3間、屋根入母屋造[いりもやづくり]、向拝[ごはい]1間付き、屋根はもと柿葺[こけらぶき]か檜皮葺[ひわだぶき]と思われるが、現在は桟瓦葺[さんかわらぶき]となっている。周囲に切目縁[きりめえん]を設け、内部は格天井[ごうてんじょう]、中央間後寄りに唐様[からよう]の須弥壇[しゅみだん]をおき、入母屋造[いりもやづくり]極彩色の厨子を安置し、内部に千手観音を祀っている。建物は棟札により明らかで、正保3年(1646)の建立になり、厨子も延宝4年(1676)の棟札があって両者とも年代は明確であり、建物もよく時代の特徴を表している。
護摩堂は桁行3間、梁間3間寄棟、向拝1間付き、周囲廻縁、内部後方1間通りに仏壇を設け、中央間に如来像を祀っている。内部棹縁天井[さおぶちてんじょう]、屋根は現在桟瓦葺となっているが、当初は柿葺か檜皮葺と推定される。建物は比較的簡素であるが深い軒、向拝の手挟[たばさみ]、頭貫[かしらぬき]の木鼻[きばな]などよく時代を表している。

<外部リンク>