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八幡神社本殿[はちまんじんじゃほんでん]付棟札

分類 重要文化財
指定別
所在地 可児市久々利
所有者 八幡神社
指定年月日 昭和56年9月16日

八幡神社本殿

 神社の創建沿革は詳かではないが、拝殿に由緒書の額が掲揚されている。それによると、地名、社領、久々利村五社の総社の伝説等々から、国内神名帳の正六位澤雁明神が当社であろうと推定している。
応神天皇を主神として祀り、明治43年(1910)神明神社・天満神社・八坂神社・秋葉神社を合祀したという。
本殿は拝殿よりも数mも高い急勾配の石段をのぼったところに建てられていて、寛永6年(1629)再造とあり、慶長14年(1609)再造云々の棟札もあることからみて、かなり古い時代から社殿があったことが推察される。
構造形式は三間流造[ながれづくり]、屋根は檜皮[ひわだ]型銅板葺である。
本殿として規模も大きく、後世の改修も比較的少なく、全体によく古式を伝え、棟札の寛永6年とも一致する。

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