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本文

絹本著色十一面観音像[けんぽんちゃくしょく・じゅういちめんかんのんぞう]

分類 重要文化財
指定別
所在地 岐阜市西之荘
所有者 立政寺
指定年月日 昭和46年9月14日

絹本著色十一面観音像

 舟形光背を背にし、蓮台に立った十一面観音を描いたものである。上部に天蓋、中央に大きく十一面観音を描き、向かって右下に武将形、左下に天女形の護法神をそれぞれ小さく描いた三尊形式である。これらは鉄線描で精緻に描かれている。
立政寺の古文書の中に下記の寄進状がある。
奉(二)寄進(一)絵像之事
十一面観音一鋪
御身丈四尺高麗絵
右件之絵像者、為二(二)父母六親及玄博
僧往生極楽善根ノ(一)永代美濃国厚見
郡西荘立政寺奉ル(二)寄付シ(一)処実正也、
然(レバ)者於テ(二)世々末代(一)当寺常住物
而、他所江不ル(レ)可カラ(レ)被ル(レ)移者也、
仍為(二)後日ノ(一)寄付之状如(レ)件

文明十六年甲辰七月十九日了全(花押)
伊勢桑名高畠沙門祐林庵

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