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円空大賞展

 

 

第8回円空大賞展

江戸時代の修行僧・円空は、12万体もの個性あふれる神仏を彫った事で広く知られている。

岐阜県では、平成11年度より土着の伝統に根ざしながら独創的な芸術を創造している芸術家を顕彰する円空大賞事業を展開している。

8回円空大賞では、大地を駆け巡り、険しい山々で修業を重ねた円空の山岳信仰、森羅万象すべて魂が宿るといったアニミズム的世界観に通じるような5人の現代作家が選ばれた。

円空大賞は世界各地で「霧の彫刻」を手がける中谷芙二子、円空賞は彫刻家の淺野健一、現代美術作家の大巻伸嗣、画家の西野陽一、造形画家のノロ燐が受賞した。

美術館の庭園は、円空が見ていた風景を想起させるような幻想的な霧に包まれ、連日、多くの方にご観覧いただくことができた。展示室には県内の円空仏とともに、作家それぞれの感性と技法で森羅万象に宿る精霊を具現した作品が一堂に会し、会場全体が神秘的な力を感じる展示となった。

会期中には、工藤丈輝による「ノロ燐の作品をめぐる舞踏」や、大巻伸嗣のLiminal Airとパイプオルガンのコラボレーションコンサートを開催し、多くの方にご好評をいただいた。また、淺野健一による、からくり人形をつくるワークショップも開催し、作家と触れ合いながら創造活動に取り組むことができた。

本展は岐阜県美術館から円空の精神を広く発信するとともに、県民が優れた現代美術、芸術文化にふれる機会となった。

場所

岐阜県美術館(岐阜市宇佐4-1-22)

期間

2016年2月5日(金)から3月13日(日)まで

主催

岐阜県、岐阜県美術館