ナビゲーションをスキップして本文へ

ここから本文です。

カンピロバクターを原因とする食中毒について

最近、発生件数が増え、注目されている食中毒菌です。
ふだんは鶏や牛などの腸管内に住み、食品や飲料水を通して感染します。
比較的少量の菌でも感染し、人から人へ直接感染したり、ペットから接触感染する例もあります。

<菌の特徴>
○動物の腸管内や河川、下水など自然界に広く分布しています。
○比較的少量の菌でも発症します。
一般に1g中に100個以上の菌が増殖した食品を食べると
感染し、急性胃腸炎をおこします。
○発症するまでの期間が、2から7日と長い。

<原因食品>
○食肉(特に鶏肉)及びその加工品
○二次的に汚染された食品
(まな板などの調理器具類、あるいは調理する人の手を介し細菌に汚染された食品)

<症状>
○発熱、頭痛、筋肉痛、おう気、腹痛など。
<予防のポイント>
○十分に加熱調理しましょう。(中心部75℃以上、1分以上)
○調理器具などを十分に洗浄・消毒しましょう。
○食肉は冷蔵庫で適正に保存しましょう。
(他の食品と接触させない。)

 

<事例の紹介>
県内でも、今年2月に、カンピロバクターを原因とする食中毒が発生しました。
●●市内の医療機関から「▲▲市内の飲食店で会食した者が食中毒症状で受診し、便からカンピロバクターを検出した」との連絡を受け、調査を行いました。
調査の結果、患者は、同飲食店で「豚生レバー」を食べていたことが分かりました。豚生レバーは、店内のメニューにはないが、常連客からの注文があれば生のまま提供していました。

新鮮な生肉や生レバーには、食中毒菌がついていないと思ったら大間違いです。健康な牛・豚・鶏でも、腸管内にカンピロバクターなどの食中毒菌を持っています。したがって、生肉や生レバーを食べた場合には、食中毒を起こすリスクが常にあるのです。