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垂井地区まちづくり協議会さくらプロジェクト

「垂井町垂井地区まちづくり協議会」へのアドバイザー派遣に関する取組

垂井地区まちづくり協議会の取組みについて

 垂井町の中央を流れる相川沿いには、樹齢50年以上のソメイヨシノが200本ほどあり、春に約350匹のこいのぼりが空を泳ぐ風景と相まって、地域住民や観光客に大変親しまれています。
 垂井地区まちづくり協議会では、桜の手入れ・保全をして、いつまでも桜が咲く地域を継承していきたいと、「さくらプロジェクト」を立ち上げました。
 今までに、桜の保全活動に携わっている樹木医の方から現地指導を受けたり、桜の保全活動を行う先進活動事例を現地にて学ぶなどの活動をしてきました。

取り組みに対する支援を実施しました

 平成29年1月30日には、「相川の桜の未来について考えよう」をテーマに、老朽化し倒木の恐れがある樹木を観察し、桜の保全のため今後どんな対策が必要か等について、意見交換会が開催されるのに合せて、樹木医の浅野明浩氏を講師として派遣しました。
 浅野講師からは、樹木の老齢状況の点検方法、外科処置方法等について、樹木を見ながら詳しく説明を受けました。
 その後、桜の手入れや延命方法等の講義を受け、「さくらプロジェクト」の今後の活動に関して、活発に意見交換を行いました。

垂井町建設課からの伐採の必要性の説明 浅野講師からの見解説明 桜の保全に関する意見交換会
町からの伐採の必要性の説明 樹木医からの見解説明 今後の活動に関する意見交換会

講師の浅野氏からは、

  • 幹の内部が3分の1以上空洞となっている場合は、枯死に近く倒木の危険がある。幹にキノコが生えている状況は、中が腐っている可能性がある。
  • 生存枝を切除する場合は、しわの部分を避けて切断すること。除去する枝の見極め、枝を切る位置、切り口の残し方が大切で、その後の手入れも重要。
  • 保全していくためには、まずは桜の状況調査が必要。

などのアドバイスをいただきました。

参加された皆さんからは、

  • 小さい頃から桜並木とこいのぼりが空を泳ぐという素晴らしい風景を見て育ってきた。この地域の風物詩を次世代の子どもたちにも伝えていきたい。
  • 枯死している木を見てショックだった。こうなる前に早くから手入れをしていれば、良かった。何もしなかったら桜の木がなくなっていってしまう。何とかして桜を守っていきたい。
  • 「さくらプロジェクト」の会員を増やす工夫をし、桜の保全活動を盛り上げていきたい。桜の木に樹体番号を付けるところから始めてはどうか。

という意欲的な声が聞かれました。

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