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若葉台高齢福祉連合会と各務原市「ささえあいの家」との交流学び合い

可児市「若葉台高齢福祉連合会若葉台よりそいネット」と各務原市「八木山地区社会福祉協議会」(生活支援ボランティア)との交流学び合いに関する取組

平成28年3月12日(土曜日)、若葉台高齢福祉連合会[若葉台よりそいネット]の皆さんが住民同士の支え合いによる「生活支援事業」の先進的な取り組みをしている各務原市八木山地区社会福祉協議会ボランティア事務局を訪問し、活動の仕組みや実施内容等を聴講し、意見交換をする交流学び合いを行いました。

平成24年度、可児市の「若葉台自治会」では、高齢化の進む団地住民の生活支援を行うため、主要な地縁団体が連帯して「高齢福祉連合会」を立ち上げ、住民ボランティアが常駐する若葉台支援センターを拠点に、支え合い活動のネットワーク化が図られました。
その後、お互いに助け合う生活支援・家事支援等の事業を充実していきたいとの思いから、平成27年11月に「若葉台よりそいネット」を立ち上げました。

各務原市八木山地区社会福祉協議会では、高齢化している住宅団地の住民がみんなで支え合って生活していくことが必要との考えから、多くの時間と議論を重ねて、平成26年1月に地域福祉活動の拠点として「ささえあいの家」を開所しました。
また、傾聴・庭の草取り・電球の取り替え・病院への付き添い等の生活支援事業に取り組んで1年7カ月になります。

今回の交流学び合いは、「若葉台よりそいネット」から生活支援事業に先進的に取り組んでいる「八木山地区社会福祉協議会」の活動を学んで、自分たちの地域でも実践していきたいとのご要望を受け開催しました。

八木山地区社会福祉協議会ボランティア事務局清水孝子氏からは、

  • 始めるにあたっては、ワークショップ等で住民の合意を得ることが大切。
  • 「自分がボランティアとしてできること」をアンケート調査をしたら、多くの方の協力が得られた。
  • サロン活動の出会いの中から、仲間の輪が広がっていく。
  • 「生活支援ボランティア活動通信」や「ささえあいの家通信」は、各戸配布している。情報を確実に届けることが大切。
  • 「ささえあいの家」開所にあたって、高齢福祉連合会顧問の村上博三氏から「できるときにできることをやればいい。」「歩きながら考え、やってみれば何とかなる。」と言われた言葉を励みに頑張る事ができた。
  • 生活支援の活動はお互い様の気持ちからきている。「できないことはやってもらう・できることはやらせていただく」の気持ちが大切。等のお話があり、「若葉台よりそいネット」の方々へ温かいエールを送られました。

「若葉台よりそいネット」の方々からは、

  • 具体的な活動を聞くことができ、疑問に思っていたことがわかった。
  • 大変精力的に動いてみえるのだなあと思った。どこの地域でも高齢化してきて、支え合い活動が必要に迫られているのを実感した。
  • 人とは、急に親しくなれるものではない。心の支え合いができるように、またそんな友ができるように自分たちができるところから始めていきたい。
  • 難しい問題が起こってもスタッフ仲間で、よく話し合って解決していきたい。
  • 活動がわかってもらえるような広報の仕方が重要であると感じた。
  • 特に女性が活発で、輝いている。活動を楽しむことが必要。

 等の感想がありました。

最後に、村上顧問から、

  • 介護保険の対象外、制度の隙間を埋める活動が今後重要になってくる。
  • 支援を頼みやすく、また支援を快く円滑に実施するには、どのような考え方や仕組みが大切か等、実務上役立つことを学ぶことができて有意義な交流となった。
  • これからも交流、情報交換をしながら活動を進めていきたいとお話がありました。

 ミナモ

「ささえあいの家」での交流学び合いの様子

活動の説明の様子 意見交換の様子
説明を聞くの様子 交流学び合いの様子
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