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大垣市日新連合自治会

「大垣市日新連合自治会」へのアドバイザー派遣に関する取組

大垣市日新連合自治会では、少子高齢化や人口減少などにより地域のつながりが希薄化しつつある中で、安全安心なまちづくり、若い世代にとっても高齢者世代にとっても暮らしやすい地域づくりを進めるためにはどうすればよいか、地域の皆さんで考える研修会を平成28年1月31日(土曜日)に大垣市日新地区センター開催しました。
県から講師(アドバイザー)として、可児市若葉台高齢福祉連合会顧問の村上博三(ひろぞう)氏を派遣し、「高齢化地域を幸齢地域に~地域住民主体ではじめる小地域近隣福祉活動・経験的実践手法~」をテーマに講演していただきました。研修会には地域の自治会や老人会、社会福祉協議会など各種団体の皆さん約50名が集まりました。
可児市若葉台地域は、高度成長期に、名古屋に勤めるサラリーマン世帯のベッドタウンとして造成された団地で若い世代が多く賑わいましたが、現在では、その子世代が外へ流出してしまい、高齢化率が40%を超えています。そうした地域の中で、住民同士の支え合いの取組が非常に活発に展開されています。
講師の村上さんからは、どのようにして取組が立ち上がり、継続して展開できているのか、経験に基づいた実践的手法をお話しいただきました。

  • まず地域の現況を把握したうえで、地縁の各種団体が連帯して地域の高齢化について何度も議論を重ね、危機感を共有した。
  • その結果、自治会の下部組織として高齢福祉連合会という団体を作り、自治会から高齢福祉の事業を委託する形をとることにした。
  • 連合会の組織運営にあたっては、対等の原則・任意参加の原則・自主裁量など、参加者がのびのびと活動でき、長く活動が継続していくための、さまざまな仕組みを工夫した。
  • この独自の方式により、地域の総力が結集し、一挙に多くの人材とノウハウが集まった。それぞれの事業(ふれあい7事業、自立支援5事業)が自律的・発展的に運営されている。
  • 地域にはいろいろな人や組織があり活動を新たに立ち上げることは、反発も多く大変なことが多いが、”できない理由は百でも挙げられる、拙速でいいのでまず始めてみて、歩きながら考えていく”ということが大切だと思う。

 など、エピソードを交えて話され、日新連合会自治会の方からは、可児市と大垣市では地域性は異なるけれども、今後の活動のヒントになる話を聞けたとご感想をいただきました。
研修資料はこちらをクリック[PDFファイル/2.7MB]。

研修会の様子1 研修会の様子2
研修の様子1の画像

研修の様子2の画像

※可児市若葉台地区は、平成24年度に岐阜県地域の絆づくり重点推進モデル地域として指定し、支え合いの取組を重点的に支援した地域です。
若葉台地区の取組は、こちらのページからご覧ください。

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