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テガタチドリ

テガタチドリ Gymnadeniaconopsea(L.)R.Br. 準絶滅危惧
  単子葉植物ラン科
選定理由 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ30〜60cm程度の多年草。花は淡紅紫色で、茎の先に多数の花がやや穂状になって密につく。一つの花の大きさは1cm程度。葉は長さ6〜20cm、幅3cm前後の線状披針形。
生育環境 亜高山帯〜高山帯の草原に生育。やや湿った草地に多く見られる。
生活史 開花時期は7〜8月頃である。
分布状況 北海道、本州に分布。国外では朝鮮半島、中国、サハリン、シベリア、千島列島、ヒマラヤ、ヨーロッパに分布。県内では飛騨地方の上宝村、白川村で確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 亜高山帯上部付近に生育する種で、県内では分布域が限定されており、生育環境域は少ない。
保全対策 生育個体の保全に配慮が望まれる。
特記事項  
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