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イブキジャコウソウ

イブキジャコウソウ ThymusserpyllumL.subsp.quinquecostatus(Celak.)Kitam. 準絶滅危惧
  合弁花植物シソ科
選定理由 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ10cm前後の半落葉小低木。花は淡紅色または時に白色。枝先の葉状の苞の脇に小さな花を1〜3個ずつつけ、短い花序をつくる。葉は対生し長さ5〜10mmの卵状披針形。
生育環境 山地帯〜高山帯に生育。日あたりのよい乾いた草地や岩石地に見られる。
生活史 開花時期は6〜7月頃である。
分布状況 北海道、本州、九州に分布。国外では朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、アフガニスタンに分布。県内では飛騨地方の上宝村、白川村、美濃地方の春日村などで確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 県内では高山帯に生育し、人為的改変の及びにくい立地にあるが、登山者による踏みつけなどにより生育環境が容易に悪化しやすい。
保全対策 生育個体の保全に配慮が望まれる。
特記事項  
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