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オオレイジンソウ

オオレイジンソウ AconitumgigasLev.etVan'tvar.hondoense(Nakai)Tamura 準絶滅危惧
  離弁花植物キンポウゲ科
選定理由 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ50〜100cmの多年草。花は総状花序をつけ、長さ30cmに達する。花は長さ26〜28mm。葉は腎円形で、茎につく葉は上のものほど葉柄が短く葉も小さくなる。
生育環境 山地帯上部〜亜高山帯の針葉樹林の林床に生育。
生活史 開花時期は7〜8月頃である。
分布状況 北海道、本州(中部地方・奥羽地方)に分布。国外では朝鮮半島北部、中国東北部、サハリンなどに分布。県内では飛騨地方の神岡町、上宝村、丹生川村などで確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 亜高山帯に分布域をもつ種で、県内では分布域が限定されておりもともと生育環境は少ない。
保全対策 生育環境となる亜高山帯針葉樹林の保全に配慮が望まれる。特に大規模な伐採は行わないようにしたい。
特記事項  
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