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イブキレイジンソウ

イブキレイジンソウ AconitumchrysopilumNakai 絶滅危惧II類
(環境省:絶滅危惧II類) 離弁花植物キンポウゲ科
選定理由 大部分の生育地で生育条件が明らかに悪化しつつあり、個体数が大幅に減少している。 写真を拡大表示します
形態の特徴 高さ40〜100cmになる多年草。茎の先に25mm程度の大きさの、烏帽子状の花をまばらにつける。花の色は淡紫色。茎の中頃より下、葉柄及び葉の裏面に黄褐色の毛が多いのが特徴。
生育環境 山地帯の石灰岩地の草原に生育。
生活史 開花時期は9月頃である。冬には植物体は地下部の一部を残して枯れてしまう。
分布状況 日本固有種。伊吹山とその周辺地域に限定して分布。県内では美濃地方の春日村、藤橋村、根尾村で確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 本種の分布域は、我が国でも本県の西南部地域及びその周辺に限定されている。また、生育地は石灰岩地帯という特殊な立地環境に生育する種でもあるため、もともと生育個体数も少ない。
保全対策 本種の生育する草原の保全に配慮が望まれる。
特記事項  
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