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ガガブタ

ガガブタ Nymphoidesindica(L.)O.Kuntze 絶滅危惧I類
(環境省:絶滅危惧II類) 合弁花植物ミツガシワ科
選定理由 既知のすべての生育地で生育条件が著しく悪化しており、個体数が危機的水準まで減少している。 写真を拡大表示します
形態の特徴 葉を水面に浮かせる水生の多年草。葉は卵状の円形で直径7〜20cm。花は白色で径15mm程度。花びらの内側に白い毛がある。
生育環境 丘陵帯の池沼や農業用水路に生育。
生活史 開花時期は7月頃である。
分布状況 本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮半島、中国、東南アジア、オーストラリア、アフリカに分布。県内では美濃地方の各務原市、羽島市、海津町などに確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 生育環境となる池沼などの減少。本種の生育環境である低地や丘陵地は、人間の生産活動の活発な場所でもあり、埋め立てなどの改変やため池改修などにより生育場が消失している。
保全対策 生育地の改変に際しては、生育個体を一時的に保護して改変後元に戻すような配慮が必要で、本種を含めた水辺の植生帯などの創出にも配慮が望まれる。
特記事項  
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