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オオツツホソナガクチキ
| オオツツホソナガクチキ | Xylitalaevigata(Hellenius) | 準絶滅危惧 |
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| コウチュウ目カミキリムシ科 |
| 選定理由 | 分布域の一部において個体数が減少しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 |  |
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| 形態の特徴 | 体長6〜10mmのナガクチキムシ科甲虫である。黒褐色で紋はない。体型は筒状である。 | |
| 生息環境 | 本種の生息地はコメツガ、トウヒ、シラベなど亜高山性針葉樹林で、大径木や枯死木のある林で見られる。 | |
| 生態 | 詳しいことはわかっていないが、成虫はトウヒなどの立ち枯れ木に飛来する． | |
| 分布状況 | 国内では本州中部地方のみに分布する。県内では高山市高根町の千間樽高原で確認記録がある。 |  |
| 減少要因 | 大規模な伐採による自然度の高い亜高山性針葉樹林の減少によると考えられる。 | |
| 保全対策 | 自然度の高い亜高山性針葉樹林を保全する。 | |
| 特記事項 | ||
| 参考文献 | 原色日本甲虫図鑑（III）:保育社 |
文責：豊島健太郎
