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キイロヤマトンボ_20436

キイロヤマトンボ MacromiadaimojiOkumura 準絶滅危惧
(環境省:絶滅危惧II類) トンボ目エゾトンボ科
選定理由 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。

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形態の特徴 翅の長さ50mm前後のトンボ。体は黒色で黄色の条が多い。翅も黄色を帯びている。腹長は56mm前後。
生息環境 丘陵帯の低山地を流れる河川中流の周辺に生息。
生態 成虫は5月下旬〜7月中旬頃出現する。羽化後の若い個体は、羽化水域をやや離れた林間の空き地などで生活する。幼虫は緩やかな流れの砂底あるいは砂礫底の凹みにうずくまって生活。
分布状況 福島県以南の本州、九州に分布。国外では朝鮮半島に分布。県内では美濃地方の岐阜市、御嵩町、蛭川村などに確認記録がある。

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減少要因 河川周辺の樹林減少。羽化後の若い個体は水域を離れて樹林で生活するが、その生活場に適した樹林が減少していることが考えられる。
保全対策 河川周辺での樹林の保全・創出に配慮が望まれる。
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