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ケハダビロウドマイマイ
| ケハダビロウドマイマイ | Nipponochloritisfragilis(Gude) | 準絶滅危惧 |
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| （環境省：準絶滅危惧） | マイマイ（柄眼）目ニッホﾟンマイマイ（ナンハﾞンマイマイ）科 |
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| 選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 |  |
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| 形態の特徴 | 殻長20mm程度の陸産貝類で、殻表に比較的荒い針毛様の殻皮が発達する。殻口は成熟しても反転しない個体が多い。 | |
| 生息環境 | 良く保全された自然度の高い林内の朽木や石の下面など湿度の高い場所に潜んでいる。 | |
| 生態 | 分布域全般で個体数が少なく、分類学的な検討も近年になってようやく行われる様になった種群で、生態についての知見はほとんどない。 | |
| 分布状況 | 日本固有種と考えられる。北陸地方から近畿に分布するとされているが、分類学的な混乱があるので、正確な分布域は不明である。伊吹山周辺地域を中心に県内に少数の生息地が確認されている。 |  |
| 減少要因 | もともと個体数が少ない種群である上に、好適な生息環境である自然度の高い森林も少なくなり、本種の生息できる環境自体が著しく狭められたと考えられる。 | |
| 保全対策 | 自然度の高い森林の保全を含めた生息環境の保全が不可欠である。 | |
| 特記事項 | ||
| 参考文献 |
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文責：木村昭一
