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麻しん(はしか)

 

 麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによって起こる感染症で、主な症状は、発熱、発しん、咳、鼻水などですが、肺炎や脳炎などの合併症を引き起こすこともあります。また、麻しんウイルスは非常に感染力が強く、空気感染、飛沫感染、接触感染など、様々な感染経路で感染します。

 

麻しんの発生状況

 ◆ 岐阜県の麻しん患者発生状況

 〇2013年

 2013年は県内での麻しん患者の発生報告はありませんでした。 

 〇2014年

 2014年は県内で3例の麻しん患者の発生報告がありました。

 このうち、3例からB3型麻疹ウイルスが検出されています。

 

☆麻疹ウイルスは非常に感染力が強く、空気感染するため、一人の患者から多くの人に感染を拡大させるおそれがあります。

☆麻しんの唯一の予防方法はワクチン接種です。麻しんの定期予防接種の対象者は、必ず定められた期間内に予防接種を受けましょう。また、流行地域に渡航される方で、麻しんの罹患歴や予防接種歴がない方は、渡航前のワクチン接種をご検討ください。

 

全国の発生状況はこちら(国立感染症研究所HP)<外部サイト>

 

 

麻しんについて

 ★症状

 麻しんに感染したら、次のような経過をたどります。麻しんウイルスは感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症するといわれています。

(1)カタル期 麻しんウイルスに感染後、10日前後の潜伏期を経た後、38℃前後の発熱、咳、鼻水などかぜに似た症状が現れ2~3日続きます。
(2)発しん期 39℃以上の高熱と発しんが出現します。発しんは耳の後部や顔面から現れて下の方に広がっていきます。
(3)回復期 発しん出現後、3~4日後には熱が下がります。発しんは退色し、色素沈着がしばらく残りますが、やがて目立たなくなります。
合併症のないかぎり7~10日後には回復しますが、肺炎や脳炎などの重い合併症を発症する場合もあるので注意が必要です。

 ※発病1~2日前から発しん出現後4~5日の間は、他の人に感染させる可能性があります。

 

★治療

 特別な治療法はなく、症状を軽減する対症療法が中心となります。

 中耳炎、肺炎など細菌性の合併症を起こした場合には、抗菌剤が投与されます。

 

★予防 

 ワクチン接種により免疫を獲得することが唯一の予防方法です

 麻しんウイルスは、空気感染接触感染飛沫感染のいずれの感染経路でも感染します。また、麻しんウイルスは非常に小さく、飛沫核の状態で空中を浮遊し、それを吸い込むことで感染しますので、マスクでの予防は難しくなります。

 

★麻しんの予防接種

 麻しんワクチンの効果は非常に高く、ワクチン接種を受けた人の95%以上が免疫を獲得します。しかし、ワクチンを接種しても、数%は免疫が獲得できない場合や、獲得した免疫が持続しない場合があります。

 そのため、平成18年6月2日から予防接種法に基づく麻しん風しんワクチンの2回接種(1期;1歳児、2期;小学校入学1年前)が開始されました。

 また、平成19年に10~20代に麻しんが流行したことから、平成20年4月1日から5年間の時限措置として、1回しかワクチン接種を受けていない年代の人に2回目の接種機会を与える目的で、3期(中学校1年生相当の年齢)と4期(高校3年生相当の年齢)が定期接種に追加されました(平成25年3月31日までで終了)。

◆定期接種対象者

第1期

生後12月から生後24月に至るまでの間にある者

第2期

5歳以上7歳未満の者であって、小学校就学前の1年間にある者

 接種に関する詳細はお住まいの市町村にお問い合せください。

 

リンク

 国立感染症研究所感染症情報センターホームページ(麻しん情報)<外部サイト>

 厚生労働省ホームページ(麻しん及び風しんについて)<外部サイト>