ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

8向精神薬

向精神薬とは何ですか。

 向精神薬は、中枢神経系に作用して精神機能に影響を及ぼす物質のうち、睡眠薬、抗不安薬等医療上の有用性が高く、麻薬、覚せい剤よりは一般に依存性の程度が小さいものです。向精神薬は医療目的に開発されたもので、医師の指示により服用される薬です。こうした指示によらず乱用された場合、心身に様々な障害を及ぼす大変危険な薬です。そのため、不正な取引は「麻薬及び向精神薬取締法」により厳しく規制されています。

向精神薬はどのように乱用されているのですか。

 乱用される向精神薬は、催眠鎮静剤が最も多く、医療上の使用量より多く服用するとか、アルコールと一緒に服用するなどの方法により、中枢神経抑制効果による一時的な快感(もうろうとした状態)を求めるために乱用されています。
最近の向精神薬事犯としては、インターネットを利用した密売事件が発生するなどしています。

<外部リンク>