ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

2覚醒剤

覚醒剤

覚醒剤とは何ですか。

 「覚醒剤取締法」では、一般名メタンフェタミン、アンフェタミン及びその塩類並びにこれらを含有するものを「覚醒剤」として規制しています。
形状は、白色の粉末又は無色透明の結晶で、無臭でやや苦みがあり、俗に「エス」「スピード」「シャブ」などと呼ばれています。

覚醒剤を使用すると、どのようになりますか。

 覚醒剤には、神経を興奮させる作用があり、使用すると眠気や疲労感がなくなり、頭が冴えたような感覚になります。しかし、そのような効果も数時間で切れ、その後は激しい脱力感、疲労感、倦怠感におそわれます。
乱用を続けると、過度の睡眠不足と食欲減退により身体が衰弱するほか、壁のしみが人の顔に見える、いつもみんなが自分の悪口を言っている、警察に追われている、だれかに命をねらわれているなどの幻覚や妄想が現れ、時には錯乱状態になって、発作的に他人に暴行を加えたり、殺害したりすることがあります。
また、一度に多量の覚醒剤を使用すると、急性中毒となり、全身けいれんを起こし、意識を失い、脳出血により死亡することもあります。

覚醒剤は本当にダイエットに効果があるのですか。

 覚醒剤の持つ『飢餓感を緩和し、胃腸の運動をおさえる』(日本薬局方)という薬理学的な作用を食欲抑制作用と誤り、ダイエット効果などを目的として覚醒剤を使用すること自体、自らの心身を破滅へと導く自殺行為です。まして、密売されている覚醒剤などには、体に有害な不純物などが多く含まれており、ダイエットどころか健康を害する様々な要因がいっぱいです。

<外部リンク>