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4コカイン

コカインとは何ですか。

 コカインは、南米産の「コカ」の木の葉から抽出した無色の結晶または白色の結晶性粉末で、無臭で苦みがあり、「麻薬及び向精神薬取締法」により麻薬として規制されています。

コカインを使用するとどのようになるのですか。

 コカインには、覚醒剤と同様に神経を興奮させる作用があるため、気分が昂揚し、眠気や疲労感がなくなったり、体が軽く感じられ、腕力、知力がついたという錯覚が起こります。しかし、覚醒剤と比べて、その効果の持続時間が30分と短いため、精神的依存が形成されると、一日に何度も乱用するようになります。
 乱用を続けると、幻覚等の精神障害が現れたり、虫が皮膚内を動き回っているような不快な感覚に襲われて、実在しないその虫を殺そうと自らの皮膚を針で刺したりすることもあります。また、コカインを大量に使用した場合、呼吸麻痺や心停止により死亡することがあります。

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