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平成22年7月

記事ID:0006640 2015年9月14日更新 秘書課 印刷ページ表示 大きな文字で印刷ページ表示

2010年07月29日(木曜日)郡上市内で、羽佐古トンネル開通式典に出席

羽佐古トンネル開通式

 郡上市の八幡町小那比と美並町白山の間の難所大峠地区にトンネルが開通いたしました。あいにくの雨の中での開通式に出席することとなりましたが、また一つ地域の悲願がかないましたことを、本当にうれしく思っております。
この羽佐古トンネルは「県営市町村合併支援農道整備事業」と「県単地方特定道路整備事業」の二つの事業により完成いたしました。難しい名前が並んでおりますが、これはトンネルを農道、トンネルの取り付け道路は県道として整備し、限られた財源の中で知恵をしぼり、工夫を重ねた結果、地元の皆さんの悲願の達成につながったことを表しております。トンネル開通により、地域の皆さんの生活の利便性向上はもちろんのこと、観光、産業など地域が益々発展することを大いに期待しております。

2010年07月28日(水曜日)東京都内で、中井洽内閣府防災担当大臣、馬淵澄夫国土交通副大臣らに豪雨災害の早期復旧について要請

中井大臣要請

 先の集中豪雨による被害総額は、現時点で約52億円にのぼります。本日は、被害の大きかった可児市の山田市長や八百津町長の赤塚町長らとともに急きょ上京し、中井内閣府防災担当大臣ら関係者に、激甚災害の指定、被災者生活再建支援法の適用など早期復旧に関する要請を行いました。今回の災害は、狭い範囲にピンポイントでゲリラ豪雨と呼ばれる非常に強い雨が降り、急激な水が押し寄せることにより発生しております。このため、災害が広範囲に発生することを前提にした現行の国の制度では、
全国各地で発生している被害が、復旧の対象にならない可能性があり、これからは災害を面ではなく点でとらえていかなくてはならないことを強く訴えてまいりました。中井大臣からは、「これまでのルールにとらわれることなく、最大限の対応をしたい。財務省とも強く折衝していく。」と力強い言葉をいただきました。

2010年07月22日(木曜日)岐阜市内で、ぎふ清流国体・ぎふ清流大会カウントダウンイベント「清流リレー2010」に出席

清流リレー2010

 先月、第30回全国豊かな海づくり大会ぎふ長良川大会が無事終了いたしました。今度は2年後、ぎふ清流国体・ぎふ清流大会に天皇皇后両陛下をお迎えすることとなります。今日は、ぎふ清流国体の総合開会式までちょうど残り800日となったことから、海づくり大会で全国に発信した「清流の国づくり」の精神を国体にもしっかりと引き継ぎ、県民総参加のおもてなしの心につなげていけるよう、カウントダウンイベントを開催いたしました。この機会に、マラソンの高橋尚子さん、スピードスケートの勅使川原郁恵さん、スノーボードの中島志保さん、陸上女子車いすの田中照代さんには、国体を大いにPRし、開催にあたってアスリートの視点からアドバイスをいただく「応援スーパーリーダー」にご就任いただきました。また、前回昭和40年の岐阜国体で天皇杯・皇后杯を受領された棒高跳びの丹羽清さん、ホッケーの河田淳子さんには当時の感動などを語っていただき、現役選手を激励していただきました。目標である天皇杯・皇后杯の獲得にあたっては、翌年の開催地である東京都が強力なライバルとなります。「輝けはばたけだれもが主役」のスローガンのとおり、県民の皆さん誰もが、様々な形で国体に携わっていただき、みんなが主役となって感動を共有できるよう、今日を新たな出発の日としたいと思っております。

2010年07月18日(日曜日)可児市及び八百津町内で、菅直人内閣総理大臣の集中豪雨被害状況視察に同行

総理豪雨視察同行

 菅直人内閣総理大臣が県内集中豪雨の被害状況を視察されることとなり、私もお伴いたしました。まずは到着された各務原市内の航空自衛隊岐阜基地で、総理に被害状況を説明させていただきました。同時に、これまでとは異なるピンポイントの集中豪雨ということを踏まえて、激甚災害指定等の対応をしていただくよう要請いたしました。その後可児市内では、車両が水没・流出した可児川沿いの名鉄広見線・市道アンダーパスや、引き上げられた多数のトラックをご覧いただきました。また、八百津町のがけ崩れ現場では献花と、近隣の住民や救助活動にあたった自衛隊、消防団の皆さんの激励をしていただき、今後「国としても出来る限りの対応をしたい」との言葉もいただきました。
総理に現地をご覧いただいた際には、既に可児川の水の流れも穏やかになっており、八百津町の崖崩れの現場も、崩れた土砂がかなり取り除かれておりました。それだけに、短期間の急激な雨で、一瞬にして水が押し寄せ、大きな被害が発生した後には何事もなかったかのように瞬時に水が引いてしまう様子が際だつ形となり、総理も今回の局地的かつ急激に生じた災害の恐ろしさを実感しておられたようでした。

2010年07月16日(金曜日)可児市及び八百津町内で、集中豪雨による災害現場を視察

可児八百津豪雨視察

 昨夜から県内で、集中豪雨による大きな被害が発生し、行方不明者も多数おられることから、急きょ全国知事会議出席のため訪れておりました和歌山県から、早朝の電車で戻って参りました。県庁に到着次第、県内の被災状況に関する報告を聞き、午後からは可児市及び八百津町内の被災現場を視察させていただきました。被災状況はテレビニュースの映像で繰り返し見ておりましたが、それでも現場に立ってみますと、あっという間に押し寄せる水のスピードや、トラックを難なく押し流した力を改めて思い知らされ、自然の脅威に圧倒されます。また、今回のようにピンポイントで短時間で多くの雨が降り、局地的に急激に水が押し寄せる災害に対し、情報収集、避難誘導や警戒情報の発信など様々な対応のあり方について再検証しなければならないと強く感じました。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、行方不明者の一刻も早い発見を期したいと思います。そして、更なる被害の発生防止に向けて全力を尽くしていかなければならないと思います。

2010年07月15日(木曜日)和歌山県和歌山市内で、全国知事会議に出席

知事会和歌山

 今年は和歌山県で全国知事会議が開催されました。参議院議員選挙直後の開催ということで、国会の衆参の「ねじれ」の中、全国知事会の活動方針をどうするべきかについての議論に多くの時間が割かれました。
現在の民主党政権を見ておりますと、法案の成立率は55.6%で現行憲法下で最低となり、子ども手当、高校授業料無償化に関する法案以外に国会で通った重要法案はほとんどありません。また、先月閣議決定された地域主権戦略大綱は、最後に各省調整となり政治主導の方針が揺らいでおります。私が知事会内のプロジェクトチームリーダーを務めております「一括交付金」など地域主権の議論が後退していることにも危機感を持つ必要があります。こうした中、知事会は、国民生活の課題について、これまで以上に地域の全体利益につながる政策議論を行っていく必要があること、また、野党との協議や地元国会議員との緊密な意見交換を行うべきであることなどについて、大方のコンセンサスが得られました。

2010年07月12日(月曜日)県庁で、テレビ会議形式による全国知事会「戦略会議」に出席

 昨日投開票が行われた参議院議員選挙の結果を受けて、「衆参両院のねじれ」が政治的混迷を招くことが確実視されています。一括交付金など地域主権改革、国の出先機関の廃止、地域の社会資本整備、子ども手当や子育て支援策のあり方、後期高齢者医療制度の見直しなど、全国知事会内にプロジェクトチーム等を設置して検討を重ねて参りました事項の実現も容易ではない状況です。
そこで7月15日・16日に開催される全国知事会議を前に、急きょ今後の知事会の活動方針について、福岡、岩手、富山、三重、京都、岡山、佐賀県の知事とテレビ会議により意見交換をいたしました。私からは、今回の参議院議員選挙で地域主権がまったく争点になっていないことに対する危機感のアピールが必要であること、「ねじれ」により国政が停滞している時こそ知事会では政策議論をしっかりして存在意義を高めなければならないこと、知事会の提案を実現するためには政府との協議だけでなく、野党も含めた政党との協議も必要であることなどを申し上げました。引き続き、週末の全国知事会議の場でもしっかりと議論したいと思います。

2010年07月09日(金曜日)富山県富山市内で、富山県知事と懇談

富山県知事懇談

 今日は富山市内の富山県立近代美術館で、富山県知事と意見交換をさせていただきました。早いもので、5年前に初めて富山県庁を訪問して以来、こうした2人だけでの懇談も既に6回目となります。毎年様々なテーマで意見交換をさせていただいておりますが、2年前には、東海北陸自動車道の全線開通した7月5日を「富山・岐阜交流の日」と定め、相互交流、連携強化を目指す協定を締結いたしました。昨年はスポーツ交流として、両県のサッカーJリーグチーム「FC岐阜対カターレ富山」戦を一緒に観戦し、その後も両チームが対戦する試合会場では、お互いに観光、県産品のPR等を行っております。そして今年は、文化芸術交流として、両県美術館の所蔵作品の相互借用による企画展の開催を行います。懇談会の後、富山県立近代美術館の企画展の開会式にも出席させていただきましたが、岐阜県美術館所蔵の作品の素晴らしさに改めて目を見張りました。こうして、石井知事とお会いする度に、連携がより進化し、交流が一層深まっていることを実感します。

2010年07月05日(月曜日)県庁で、カサムゴジャリィコルドン・ブルー・ド・フランス協会アジア・太平洋地域所轄代表らと面談

カサム代表面談

 県庁で、フランスの美食団体「コルドン・ブルー・ド・フランス協会」のアジア・太平洋地域所轄代表カサム・ゴジャリィ氏、香港で飛騨牛メニューを提供する料理店「鮨雄」のマネージングディレクター田中文雄氏、在香港岐阜県人会会長の若井節子氏らと面談いたしました。
田中さん、若井さんからは、口蹄疫の影響で、飛騨牛が輸入されず、在庫でいつまで対応出来るか不安であることや、今後香港向けに売り込むべきアイテムとして岐阜の酒に注目していることなどを伺いました。またコルドン・ブルー・ド・フランス協会からは、昨年11月の香港でのトップセールスにおいて飛騨牛を紹介したことが、食文化の普及に貢献したと認められたそうで、カサム・ゴジャリィ代表から記章(メダル)と認定証をいただきました。突然の授与に驚きましたが、これは私がいただいたというよりは、「飛騨牛」が権威有るコルドン・ブルー・ド・フランス協会から高い評価をいただいたという証であり、本当に光栄です。

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