名古屋を中心とする半径30〜40キロ圏に位置する都市群をつなぐ総延長160kmの一般国道の自動車専用道路です。
東名、名神、中央道や東海北陸道などの高速道路と一体となって地域発展の基盤をつくります。
【路線概要】
路 線 名 :一般国道475号
起 点:愛知県豊田市(第二東名)
終 点:三重県四日市市(第二名神)
延 長:約160km(岐阜県内約100km)
道路区分:第1種2級
設計速度:100km/h
車 線 数 :4車線(土岐JCT〜終点は暫定2車線)
事業主体:国土交通省
中日本高速道路株式会社(豊田東JCT〜美濃関JCT〜関広見IC間)
【路線図】
○東回り(豊田東JCT〜美濃関JCT間)は、2005年の中部国際空港開港、日本国際博覧会(愛知万博)開催に合わせて、 平成17年3月19日(土)に開通しました。
○平成21年4月18日(土)に美濃関JCT〜関広見IC間が開通しました。
○平成24年9月15日(土)に大垣西IC〜養老JCT間が開通しました。
○西回り(関広見IC〜四日市北JCT間)では、調査測量・用地買収・工事が行われています。

【経緯】
昭和57・58年度 東海環状都市帯整備計画調査
(国土、建設、通産、運輸、農水の5省庁調査)
昭和62年6月30日 高規格幹線道路(一般道路の自動車専用道路)に指定
平成5年4月1日 一般国道475号に路線指定
平成8年度 土岐〜関間 工事着手
平成9年度 北勢〜四日市間 工事着手
平成10年度 豊田〜瀬戸間 工事着手
平成12年度 豊田東JCT〜美濃関JCT間 一般有料道路事業許可
瀬戸〜土岐間 工事着手
平成17年3月19日 豊田東JCT〜美濃関JCT間 開通
平成19年12月8日 大垣西〜養老JCT間 工事着手
平成21年4月18日 美濃関JCT〜関広見IC 開通
平成24年9月15日 大垣西IC〜養老JCT間 開通
平成24年11月13日 大野神戸〜大垣西間 工事着手
平成25年1月31日 関広見〜高富間 工事着手
【標準横断図】

名古屋圏域は、名古屋市を中心に30〜40kmに点在する都市で形成されています。そして、この圏域は東京や京阪神に比べて自動車への依存度が高い上に環状道路の整備が遅れているため、早急な整備が必要です。
【東海地域の現状】
○名古屋市の周辺30〜40kmに都市が点在しています。これら各都市は、自立性が高い反面都市相互の連携が希薄です。

○名古屋圏は、3大都市圏の中でも特に自動車への依存が高い。しかしながら、環状道路の整備が遅れているため、1.渋滞ポイントが多い、2.沿道環境が悪い、3.名古屋市内の旅行速度が年々低下という状況にあります。

【環状道路の機能】
○郊外から都市部に流入する ○都心に起終点を持たない通過 ○災害、事故や大規模な工事規
交通を分散する機能があります 交通をバイパスさせ、都心の交 制などで一部区間の不通や混
通混雑を緩和します 雑がある場合の迂回路となります
1.東回り区間(豊田東JCT〜美濃関JCT)開通による効果
平成17年3月に東回り区間が開通したことにより、次のような効果が発揮されています。
【移動時間の短縮】
○東海環状自動車道(東回り)の開通により、諸都市間の移動時間が大幅に短縮しました。
【渋滞の緩和】
○環状道路の分散導入機能により、年末年始の周辺高速道路の渋滞が緩和されました。
※ 国土交通省のデータによる
※1:対象路線
東名 豊田東JCT〜小牧JCT
名神 小牧JCT〜一宮JCT
東名阪 上社JCT〜四日市JCT
中央 土岐JCT〜小牧JCT
東海北陸 一宮JCT〜美濃関JCT
※2:対象期間
2004年度 12/27【月)〜1/5(水)
2005年度 12/27(火)〜1/5(木)
2006年度 12/27(木)〜1/5(金)
※3:1日あたりの発生渋滞長
上記対象路線及び対象期間内に
発生したその日の最大渋滞長の
総和を1日あたりに換算し算出。
但し、事故・故障車・除雪作業及び
雪による通行止めのみによるもの
を除く。
【企業進出の促進】
○岐阜県では企業進出件数が3.4倍、企業立地面積が5倍に伸びるなど大きな効果が発揮されました。


【雇用環境への貢献】
○岐阜県の有効求人倍率(季節調整値)の全国順位は、東海環状自動車道開通前から大きく上昇しました。

2.全線開通による効果
平成17年3月に東回り区間が開通したことにより、このような効果が発揮されています。今後西回り区間が開通することにより、さらに次のような効果が期待されます。
【走行時間の短縮】
○西回り区間の開通によって、移動時間が大幅に短縮します。

※ 国土交通省のデータによる
【通過交通の削減】
○西回り区間が開通することにより、東海環状内側の第4次渋滞ポイント100箇所のうち、53箇所の解消・緩和が期待されます。
※ 国土交通省のデータによる
【迂回機能の発揮】
○東海環状自動車道(西回り)の整備により、名神高速関ヶ原などの通行止め時において迂回機能を発揮します。
○現在の道路ネットワークと比較すると、通行止め時の所要時間が大きく短縮されるとともに、社会的損失も軽減します。
※ 国土交通省のデータによる
【圏域内環境の改善】
○仮に1999年時点において、名古屋圏に環状道路(東海環状自動車道、名古屋環状2号線が完成して
いた場合、東海環状自動車道の内側エリアでは年間約45万トンのCO2排出量が削減されると推計さ
れます。
○これは名古屋市全域の面積の約1.3倍に相当する森林の吸収量に相当します。
※名古屋市の面積は約33,000ha。樹木によるCO2吸収量は10.6トンha/年。
※ 国土交通省のデータによる